企業のすべての機能・組織を「流れでつなぐ」ことにより、経営効率を高めていこうというのがNPS独特の「A+B+C」という考え方です。N
PSではA(開発、営業など)の活動をB(生産)やC(物流、サービスなど)が黒子的に支えるのが望ましい姿と位置づけ、「A+B+C」を流れでつなぐことを推奨しています。「流れ」がスムーズでないとどこかに停滞(在庫)が発生し、停滞(在庫)はコストアップ要因となるばかりではなく、企業の問題点を隠します。その問題点を顕在化させるためにも工程間のタイミング合わせ(ジャストインタイム)が必要なのです。NPSでは「後工程はお客様」という捉え方で
、後工程の引くタイミングに前工程が合わせる、すなわち後工程引き取りを前提とし、「改善はお客様に近い後工程から始める」を原則としています。
NPSにおける改善の基本は、「あるべき姿」を目指した@基準づくり(正常と異常を判断するモノサシ)、A流れづくり(タイミング合わせ)、 B標準作業の確立(仕事の標準化)の3つです。この3つの基本を徹底し、問題点を見えるようにして日常の仕事の中で絶えず各工程におけるPDCAのサイクルをまわしていくことにより、改善が進み、人づくりにもつながるというのがNPSの考え方です。
あらゆる仕事には基準が必要であり、それをNPS用語では「正」と呼んでいますが、「正」となる基準を明確にし、基準とのズレ、すなわち 異常がすぐ見えるようにすること、これが「目で見る管理」(見える化)であり、異常が見えたら、正常に戻す対策を打ち、再発防止を図り、
次のステップに進んでいく。これが本当の「改善」で、「NPSの改善」に終わりはありませんし、いくら異常が把握できても改善ができなければ、つまり、診断ができても治療ができなければ、目的は達成されません。